「イミテーション・ゲーム」来週上映

イギリスの数学者であり論理学者でもある
アラン・チューリング氏の生涯を描いた
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
(英題:The imitation game)」が
来週である2015.03.13(金)上映されます。
本来の題名には更にエニグマと天才数学者の秘密とあるわけですが
文字数の都合と私的に天才と題するたとどうもしょぼい印象があるので
見出しでは題名を一部省いてます。

イミテーション・ゲームというのは考案者のアラン・チューリング氏にちなみ
別名チューリングテストとも呼ばれています。
これはコンピュータの性能を確認する為のものです。
簡単に説明すると、コンピュータと人に何かしらの質問をさせて
その回答が人とコンピュータのどちらか他の人達に当ててもらうというものです。
現在は人工知能の性能確認の一つとして用いられています。
コンピュータの進化系ともいえる人工知能は自ら考え判断することのできる産物です。
基本的にコンピュータはキーボードやタッチパネルなどの
指示といった人の入力にしか応じられませんが
人工知能となれば話や行動といった人の対応に応じることができるようになります。
その上で人と見分けがつかないような自然な回答ができるようになる必要があるわけです。
これが進歩すればドラえもんのような
人と自然に接するようなロボットができるのも現実味を帯びてくるでしょうね。
ただ、いろいろ書いてはいますが
この作品において人工知能どうこうの話は一切関係ありません。
結果的にイミテーション・ゲーム人工知能開発に応用されているという話です。

まだアラン・チューリング氏の話はありますけれども
公開当日の記事に書くとします。

http://imitationgame.gaga.ne.jp