(仮題)量子

スウェーデンにて日本時間2012.10.09(火)夜、
すなわち今夜、今年度ノーベル賞物理学部門の受賞者を発表。


フランスの教育機関所属のセルジュ・アロシュ教授。
アメリカの研究機関所属のデビット・ワインランド博士の
2名が受賞となりました。



おめでとうございます

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ。




お二人の業績は量子力学(量子物理学?)の発展及び
他の技術への貢献とされるようです。



量子というのは極小の世界。

原子、陽子、中性子素粒子とか
語尾に子が付くものが多く関連していますよね。




日本人初のノーベル賞の受賞も
中間子という素粒子の発見。
日本人には思い入れのあるものです。


中間子というのは確か、
分子を構成するのは原子であり、
原子を構成するのは陽子・中性子と電子とかである。

原子構成において陽子と中性子
原子核として構成されているのですが
原子核を構成する役割を果たすのが中間子
・・・だったはずです。





他にも以前、別の記事にて述べたナノテクノロジー
核兵器原子力発電の動力となる核分裂反応も
規模としては関係しています。





これは非常に精巧な分野ゆえに極めて誤差の低い時計を開発や
コンピュータの進化形ともいえる量子コンピュータ
技術発展にもお二人は貢献しているようです。


コンピュータというのは基本的に直列で処理をしています。
一個一個片付けるような処理ですね。


しかし、量子コンピュータというのは
並列に処理できるわけです。
ですから、複数の処理を同時に行えるわけですよ。

したがって直列に比べ処理量は桁違いに高まります。



実用化されればサクサクサクサク動くコンピュータが誕生し
ロードやダウンロードといったものが
待ち時間ゼロになるんじゃないんですかね。


コンピュータの処理を秒速数百メートルである音速とするなら
量子コンピュータ処理は秒速数十万キロメートルである
光速に相当するのかもしれませんな。