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今日テレビをご覧の方はご存知かと思いますが、
津波警報がありました。
視聴してた際に津波警報の表示があまりにも目ざとかったので書きます。
話によると日本からだと地球のほぼ反対側である
チリでの地震の影響による津波
日本に被害をもたらすというような話です。
台風並みの規模で警報がありましたが、
メディア上であそこまでする必要はないと思います。
観測記録では津波の規模は
殆どの地域で30cmにも満たないです。
膝下くらいの水位です。
これなら沿岸部の自治体が直接注意喚起を促した方が
的確で手早いと思いますし
メディア上で表示するとしてもせいぜい数秒ほどの
速報の字幕告示で十分です。
数十cm程度の波で
あんな大規模に警報するなんてどうかしてますし
ホントに津波警報をしなければいけない時に
誰も取り合わなりますよ。
2010年もほぼ同じような状況での
拍子抜けな津波警報がありましたが、また起きるとはね。
懸念の引き合いとして挙げられている事例は
1960年のチリ地震津波の件ですが、
地震の規模の比較や
この災害の情報や因果関係等を
洗いざらいして再検証するべきではなかろうかと思います。
複合的な可能性もあるでしょうし、
もしかしたらチリ地震とは
あまり関係のない原因も潜んでいるのかもしれません。
科学面での検証においても同じです。
今は学術的にいろいろ起きているご時世ですから、
一応再検証する必要性はあるかと思います。

津波における対策の一つとしては
津波被害の想定地とされる沿岸部の自治体が
アナウンスや選挙カーのようなやり方で
直接地域に注意喚起を促した方が最適かと思います。
当時も今も自治体での情報の連絡系統において
不正確、不十分な状態があるでしょうし、
火災訓練並みに定期的に訓練を重ねていけば
防波堤や高台移転とは違い
手軽な形での確実な津波対策になるかと思います。