二十四節気15/24「白露」

9月8日あたりは二十四節気において
白露(読み:はくろ)となります。
ですから昨日あたりが例年、白露となるわけです。
白露というのはシラツユとも読み
白く光って見える露の意味で
草花に朝露がつくこと時期なんだそうです。

そして、昨日は奇しくも
中秋の名月(読み:ちゅうしゅうのめいげつ)でした。
いわゆる十五夜やお月見ですね。
旧暦での8月15日がその日となるわけですが
今年は奇しくも白露と重なりました。

ただ、この中秋の名月新暦では日が定まっておらず
去年は9月19日、来年は9月27日となります。
この誤差は旧暦を基に決められているのが理由です。
旧暦というのは新暦に比べ誤差の大きく
5-6年もすれば誤差は数ヶ月以上になってしまいます。
二十四節気というのは
見える季節の移ろいを基準に
その大きな誤差を修正する為に作られたものでもあります)

お月見も二十四節気
1年を正確に把握できなかった古の時代に見出された
季節の目安ではありますが、
今となっては季節や日々を彩る言葉や
ある種の催事のようなものになっていると改めて思います。