[鎧球]東と西の社会人鎧球選手権(後編)

(前編)では、「グリーンボウル」「パールボウル
という呼び名がある、というところまででした。



この呼び名はXLの決勝がJapan X Bowlという別名があるように
双方の大会の決勝戦の別名を意味します。


パールボウルは社会人鎧球東日本選手権大会

グリーンボウルは西日本社会人鎧球選手権大会での



勝戦の別名です。



グリーンボウルの場合はグリーンボウルトーナメントの決勝戦を指します。




さて、グリーンボウルのグリーン(表記:Green)
というのは英語で緑、

パールボウルのパール(表記:Pearl)
というのは英語で真珠を意味しますが


これは何が由来なのか?と思う方もいらっしゃるでしょう。


・・・残念ながらそれは俺には分かりません。


検索不足なのか由来を示した記述が
ネットには全く見つからないんですよ。

由来はいったい何だろう、うーん。

あれこれ考えるよりも
大会関係者に伺った方が手っ取り早いのかもしれませんがね。





このようなグリーンボウルパールボウルといった
〇〇ボウルという呼び名は
一般的にボウルゲームと呼ばれるそうです。



大抵は各リーグが終わった後に
全リーグでの覇者を決める決勝戦
催事目的の一戦にて呼ばれたりします。




ボウルというと球を連想してしまうかもしれませんが

そもそもボールの綴りはball、このボウルの綴りはbowlです。



ボウルの由来は英語で鉢、椀という意味です。


鉢といえばどんぶり鉢、すり鉢等、
椀といえば白飯を盛るお茶碗といった
食器がありますよね。

あれですよ、あれ。



ボウルの由来は競技場の全体的な形が
鉢、碗のように見えるという事からだそうです。






このような見た目を由来したものは他にもあるんですよ。




卓球でのボールを打つ時に使う用具であるラケットは
ペンホルダー、シェイクハンド
(ペン、シェイクとも呼ばれたりしますがね)
と呼ばれる2種類のものがあります。


ペンホルダーというのは
英語でペンを持つ部分であるペン軸

一方、シェイクハンドは握手
(ハンドシェイクでも
握手という意味になります)
という意味です。



由来は、ラケットの握り方が
これらの呼び名に似ているからだそうです。


(ただし、ペンとシェイクの場合、
シェイクだけだと振る、という意味になりますがね)



鎧球、卓球に限らず各競技には、
このように見た目に因んだ呼び名は
他にも多々あるでしょうね。






さあ、そんな話はここまでにしまして
日本にいくつかあるボウルゲームである


グリーンボウルグリーンボウルトーナメント決勝戦)が
王子スタジアムにて2012.05.20(日)に行われ、


グリーンボウルトーナメント3位決勝戦
同日、同場所にて行われるそうです。




果たして、今年の西日本の覇者はどちらなのでしょう?