アメリカの2組による頂上決戦。

昨日アメリカ国内にて行われました第49回スーパーボウル

これはNFL内の
アメリカン・フットボール・カンファレンス(NFL,AFC)

ナショナル・フットボール・カンファレンス(NFL,NFC)があり。

その2組から勝ち上がったもの同士が対戦するという

2組による頂上決戦の流れとなっています。

(AFCNFCNFL,という表記は本来ありません。

リーグの構造を把握しやすいようこのブログで追記しているだけであり

下記の内容にも同じ理由で表しています。)


日本アメフトでライスボウル甲子園ボウルといった

長らく続いているボウルゲームも

2組による頂上決戦の流れを倣う形となっており。
関東・関西(または東日本・西日本)という組織の構図も
その由縁かと思われます。
ただ日本のボウルゲームはトーナメントやリーグの
優勝決定戦や
催しを兼ねた試合だったりと意味合いは変わっていますがね


さて、2組による頂上決戦という大会進行。
これはアメフトのみならず
アメリカスポーツにおいて根幹を成す流れとなっています。
まずアメリカ発祥の競技である野球やバスケットボール。
野球はMLBMLB,アメリカンリーグMLB,ナショナルリーグとあり
双方のリーグで勝ち上がったもの同士が
ワールドシリーズを行い、上記の大会進行に沿ったものになってます。
日本もアメリカに倣う流れで
パ・リーグセ・リーグ勝者同士の日本シリーズという流れです。
次はバスケットボール。
アメリカのバスケットといえばNBAですが
NBA,イースタンカンファレンスと
NBA,ウエスタンカンファレンスがあるそうです。
(さらにNFL,AFC,北地区のような
細かい区分もありますがここでは省きます)
レギュラーシーズンというリーグ戦のあとに
上位数チームがNBAプレーオフというものに進出して
双方のカンファレンス代表を決めていきます。
そして代表同士がNBAファイナルと呼ばれる試合により
その1年のNBAを覇者を決めるそうです。

ここまではあくまでアメリカ発祥の競技だから
ということで話が済むかもしれません。
ですがアメリカではサッカーまで似た大会進行になっているのです。
まずアメリカプロサッカーリーグは
メジャー・リーグ・サッカー(以下、MLS)と呼ばれています。
(野球のMLBと似てます)
MLSではMLS,イースタンカンファレンスと
MLS,ウエスタンカンファレンスがあり
ホーム&アウェー方式でリーグ戦2回分を行います。
そこから上位数チームが
トーナメントを行いカンファレンスの優勝であり代表を決めます。
そして双方のカンファレンス代表同士が
MLSカップと呼ばれる試合によりMLS覇者を決める訳です。
プロサッカーリーグにおいて
アメフトや野球のように2つの組により
並列にチーム編成されているのは他に類を見ません。
もしかしたらアメリカだけかもしれません。
このように2組による頂上決戦という大会進行は
アメリカスポーツには根付いており、
スポーツ以外にもこの進行に当てはまるものが
探せばあるのかもしれませんね。

勝戦とはちょっと違う頂上決戦。
それはアメリカスポーツの根底にあるというお話でした。